【予防と対策】熱中症警戒アラート発表でも実施の自治会草取り。子供や高齢者は大丈夫?

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本日の最高気温の予報は38℃

そんな中、8時~9時半まで、自治会の草取りに行ってきました。

草取りから帰ってきて、現在午前10時ですが、日の当たらない北側の玄関先に置いてある温度計は、39℃を示しています。

草取りの最中も、おそらく35℃前後はあったんじゃないかなぁ、と思います。

8時の時点で日陰がだいぶ少なくなっていたので、やむを得ず、日向で草取りをする人もちらほら。

しかも、いつもは1時間弱で終わるのに、この日に限って1時間半…。

暑い日なので、5月や6月に比べて参加人数はグンと減りましたが、参加者の多くはご年配の方なので、熱中症にならないか心配でした。

お父さんと一緒に参加している小さな子も1人いましたが、顔が真っ赤になっていて、こちらも心配でした。

できれば、猛暑下では草取りなどの屋外での活動は実施しないほうがいいとは思いますが、実施するなら熱中症対策は必須です。

自治会の草取り(その他の屋外活動も含む)を猛暑下で行うことで考えられる危険と対策について、実際に参加した立場からお話します(私見です)。

猛暑下での自治会の草取り|リスクと対策

熱中症リスク

猛暑下での草取りで、特に心配なのは熱中症です。

自宅の庭で草取りをするときは、疲れたらいつでも休憩したり、切り上げることができますが、自治会の草取りでは、個人の判断での休憩がしづらいことがあります。場の雰囲気にもよりますが、子供は、「勝手に休憩したら怒られるかな?」と思って休憩できないことがあるようです。

小さい子の場合は、目の前のことに夢中になってしまって、自分で体調の変化に気づけないことも心配です。

また、草取りをするときはかがんで体勢を低くするため、空からの日射しだけでなく、地面から伝わる熱の影響も受けやすくなります

熱中症対策

自治会の対応

開始・終了時間を早める、短時間で終わらせる。

今日の草取りは、5月・6月に実施した草取りと同じ8時~9時半でしたが、夏場は7時や7時半からなど早めの時間に開始し、早めに解散させてほしいなと思いました。

自治会の草取りでは草刈り機も何台か使うので、開始時間を早めると、近隣の住人からは「草刈り機の音がうるさい」という苦情もあるかもしれません。ですが、自分の地域の草取りですので、参加者の体調を思いやって、その日だけは譲歩してもらえるとありがたいなと思います。

また、毎回通例通りに行うのではなく、作業時間を短くするなど、その日の気温に合わせて臨機応変にできるといいなと思います。

飲み物を開始前に配る。もしくは、必ず持参するよう呼びかける。

参加者に飲み物を配布している自治会は、暑い時には最初に配ってもらえるとありがたいです。作業しながらこまめに飲むには、缶や紙パックではなく、開け閉めができるペットボトルがいいです。

また、暑い季節の草取りでは、飲み物の種類は、カフェインのあるコーヒーや緑茶より、スポーツドリンクや麦茶がいいです。カフェインは利尿作用があり、水分が体外へ排出されてしまいます。カフェイン入りの飲み物が水分補給になるかどうかには諸説あるようなので、絶対にNGとは言えませんが、子供でもご年配の方でも飲みやすいスポーツドリンクや麦茶を多めに用意してもらえると嬉しいです。

今日の草取りでは、ブラックコーヒーが多く、スポーツドリンクや麦茶は大人が先にもらっていたため、子供たちが選べる飲み物がなくなってしまいました。先に子供に選んでもらうか、子供用のドリンクと分けて用意したほうがいいかもしれません。

経口補水液用意しておく。

配布用の飲み物とは別に、経口補水液の用意があると安心です。

休憩を呼びかける。

場の雰囲気や性格にもよりますが、自分で判断して休憩するのが苦手な人もいるので、途中で休憩を呼びかけたり、いつでも休憩していいこと、体調が悪くなったら帰宅していいことをあらかじめ知らせておいてもらえると安心です。

帰宅途中で倒れているといけないので、体調が悪くなって帰宅する場合は、自治会の担当者か近くにいる人に声をかけるように呼びかけておくといいですね。家に着いたら連絡してもらうなど、無事に帰宅できたことを確認できるよう、決まり事を作っておくと安心ですね。

各自の対策

前日に十分な睡眠をとる。

睡眠不足は、熱中症のリスクが熱中症のリスクを高めてしまう可能性があると言われているので、十分な睡眠をとっておくことが大切です。

熱中症ではありませんが、普段から睡眠不足の子が、中学校の卒業式の練習の時に倒れてしまったという話を聞きました。

睡眠不足は心身に様々な悪影響があるので、猛暑下での活動があるときには特に、睡眠不足にならないようにしましょう。

帽子をかぶり、日陰で草取りをする。

帽子をかぶって空からの日射しを防ぎましょう。ネックガード付きのものがいいですが、なければ首にタオルをかけておいてもいいですね。

猛暑日には、それだけでは暑さを十分に防げないので、できるだけ日陰で作業するようにしましょう。

どうしても日向で作業しないといけないときは、短時間にしましょう。

暑さ対策・熱中症対策グッズを持参する。

暑さ対策・熱中症対策グッズとして、ネッククーラーを使用している人が何人かいました。ファン付き作業着を着用している人もいました。

ほかには、冷却スプレー保冷剤などを利用するのもいいですね。

④こまめに休憩、水分補給をする。

自分で意識して、こまめに休憩、水分補給をすることが大切です。少しでも体調に異変を感じたら、無理せず帰りましょう。途中で帰る場合は、自治会の担当者か近くにいる人に一言声をかけておきましょう

声をかけてから帰宅するのはマナーでもありますが、帰宅途中で倒れたりした場合に対応が遅れないようにするためでもあります。

⑤お互いの体調に気を配る。

参加者が、お互いの体調に異変はないか、気を配ることも大切だと思います。異変があったときに気づいてもらえるように、周りに人がいるところで作業するといいと思います。

その他

暑さ対策や熱中症対策とは別に、日焼け対策も必要ですね。

私は、日焼け止めをしっかり塗って、帽子・アームカバーを身に着け、タオルを首に巻いて日よけをしました。

ラッシュガードを着ている人もいました。


自治会の草取りは、地域の方と交流でき、地域への貢献もできるので、とても良い活動だと思っています。

毎年、5月末や秋に行う草取りは、心身ともに心地よく感じられます。

ですが、今日のような猛暑日(もう少しで酷暑日)の草取りは、熱中症のリスクを伴いますし、かなりの体力を消耗し、その日1日のパフォーマンスも下がります(まさに今日がそうでした)。

無理に実施せず、延期や中止するのが望ましいですが、実施する場合は、熱中症対策が必須です。

草取りに限らず、自治会主催の屋外行事を猛暑下で実施する際は、十分に熱中症対策をしましょう!


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