スズメガという蛾を知っていますか?
雀のように俊敏に飛ぶ様子からその名を付けられた蛾です。
そのスズメガの仲間、セスジスズメの幼虫に、花壇のホウセンカの葉を食べつくされました。
セスジスズメの幼虫
スズメガの幼虫は、毛がないので「イモムシ」です。
チョウやガの幼虫で、毛で覆われてないものを「芋虫(イモムシ)」と呼びますが、もともとはサツマイモや里芋の葉を食べるスズメガの幼虫のことをそう呼んでいたようです。
刺されることはないし毒はないから人間に対しては害はありません。
ただ、ホウセンカの葉を食べるスピードがすさまじい。
ムシャムシャ、モリモリ食べる姿がかわいいので、憎めない。駆除もできません。
まさか、蛾の幼虫をかわいいと思う日が来るとは…。
東側の花壇はあまり日が当たらず、ホウセンカの成長スピードが遅かったし、どうせもうほとんど葉が残っていなかったので、あきらめて食べさせてあげることにしました。
その代わり、北側の花壇はホウセンカが良く育っているので、そこにいた幼虫は東側の花壇に移しました。
素手触るのは抵抗があるので、スコップの上に乗せて…。
よく育っている北側花壇のホウセンカ↓↓
空が曇っていたからかお花が暗く見えるけど、ちゃんとキレイなんですよ、ホントは。
姿を消した幼虫
セスジスズメの幼虫たちは、数時間後にはホウセンカの葉だけを食べつくし、姿を消していました。
葉を食べつくされたホウセンカ↓↓
キャベツも食べるかなぁと思ってそばに置いておいたけど、食べられないまま萎びていました…。
キャベツよりホウセンカの方がおいしいのかな?
隣の花壇のトマトやバジルの葉にも、興味がなかったようです。
それにしても、どこへ行ったんだろう??暑い中、どうやって移動したんだろう?
サナギになるにはまだ小さかったような…。
兄弟たちとそろって移動したのか、それとも、それぞれ別々のところへ行ったのか?
気になります。
移動してるとこ、見たかった。
葉がなくなって枯れたホウセンカ
数日後。
葉を食べつくされたホウセンカは、枯れて土の上に倒れていました。
パタリ。
無残な姿に…。
やっぱり、葉がないとあっという間に枯れちゃうのね。
光合成できないものねぇ。
ハモグリバエの幼虫に食害されていたミニトマト、駆除せずに放置しても、枯れはしませんでした。
緑の部分が残っていて、光合成が出来ているから枯れないんでしょうね。
丈が伸びすぎて、茎が曲がっていますが…(;´∀`)
左右でお互いに支え合っています。
花が咲いても新しい実が付かなくなってしまったのですが、暑さだけでなく、茎が伸びすぎたのも原因かもしれませんね。
今生っている実を収穫し終えたら、今夏のミニトマトのお世話は終了です。
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