夏の夜、ピアノ教室の外壁を上っているヤモリと出くわしました。
つぶらな瞳でかわいい(*´▽`*)
見た目も名前も似ている生き物に、“イモリ”がいますね。
イモリとヤモリ、紛らわしいと思いませんか?
この記事では、イモリとヤモリの違いについて、解説します!
イモリとヤモリの違い
イモリは漢字で書くと「井守」、「井戸を守る」と書きます。
ヤモリは漢字で書くと「家守」、「家を守る」と書きます。
「井戸」からは水が連想されます。
一方で、「家」は陸上ですよね。
これだけでも、中学校の理科のテストで悩んだ、「どっちが両生類で、どっちが爬虫類だったっけ?」が解消されるんじゃないかなぁと思います(漢字最強!)。
中学校で習う脊椎(セキツイ)動物の分類にしたがって、少し掘り下げてみましょう。
イモリ(井守)
イモリは、カエルと同じ両生類です。
水中で、卵から生まれます。
こどものときは、オタマジャクシと同じように手足がなく、水の中で暮らします。
なので、呼吸はえら呼吸です。
成長するにしたがって手足が生え、えらがなくなり、肺呼吸(+皮膚呼吸)になります。
大人になると陸に上がることができるようになりますが、水気の多い場所に生息しています。
ヤモリ(家守)
ヤモリは、トカゲと同じ爬虫類です。
陸上で、卵から生まれます。
こどものときも親と同じ形で手足があり、一生陸上で暮らします。
陸上で暮らすので、もちろん、こどもも大人も肺呼吸です。
そのほかの違い
そのほかの違いとして、イモリは、種類によって微量の毒をが持っていますが、ヤモリは毒を持っていません。
また、ヤモリには爪があり、イモリにはありません。
変温動物であることはどちらも同じです。
まとめ
<イモリとヤモリの違い>
以上、イモリとヤモリの違いを解説しました。
見た目も名前も似ているイモリとヤモリ、どっちがどっちか分からなくなったら、漢字を思い出してくださいね!!
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