わが家の次男くんは、幼稚園入園前まで、寝起きにグズることがありました。
ロングスリーパーなので…。
そんな次男くんでも、起こし方を工夫したら、機嫌良くすんなりと起きられるようになりました。
子供を起こすのに「早く起きなさい!」と言ったことはなく、毎日ストレスフリーな朝を過ごしています。
この記事では、そんな我が家の「朝、子供が機嫌よく目覚める起こし方」を紹介します。
子供が機嫌よく起きるための対処法
では、我が家流の子供の起こし方を早速紹介していきます。
①自分が起きたら、子供のそばで、優しく、穏やかに声をかけておく。
朝、自分がおきたら、とりあえず子供に声をかけます。
声のかけ方は、子供のそばで、優しく、穏やかに、が鉄則です。
それから、カーテンを開けるか、明かりをつけて、部屋を明るくしておきます。
朝になったということを、脳や体になんとな~く認識してもらうためです。
<我が家の声かけ例>
- 「おはよう。ママは下のお部屋へ行ってくるね。まだ、あと〇〇分くらい寝てていいからね。」
声をかけるタイミングは、自分が起きて、リビングに行く前に声をかけておくのがラクです。
でも、起きるのがとっても早い方は、自分が起きたタイミングで子供に声をかけるのは早過ぎですよね。
『朝ご飯を作り始める前』など、朝のルーティンの中に組み込んで習慣化するといいと思います。
NGなのは、離れたところから大きな声で声をかけること。
大人でも、突然大きな声で声をかけられると、不快感を感じてしまうことがありますよね。
それから、せかせかと焦った声掛けもNGです。
『子供のそばで、優しく、穏やかに』です。
朝一番に、「ママは〇〇くん(ちゃん)のことが大好きだよ」という気持ちをこめて、たっぷりの愛情を我が子に注ぎ込むように声をかけるのが秘訣です。
①の方法だけで、30分くらい後に自分で起きてくることもあります。
②起床時間の30分くらい前に、2択で答えられる質問をする。
起きてほしい時間の20~30分くらい前に、これまた子供のそばで、質問をします。
要は、頭を働かせて脳を覚醒させる、ということです。
でも、まどろんでいる状態での難しい質問はNGです。
イラっとするので(笑)。
ほんのちょっと頭を使うだけで済むような質問がいいです。
それと、声の調子は、明るく、楽しそうな感じがいいです。
①のときのように、優しく、穏やかに声をかけると、また眠くなってしまうかもしれないので(;´∀`)
<我が家の質問例>
- 「目玉焼きとスクランブルエッグ、どっちがいい?」
- 「おにぎりと雑炊、どっちがいい?」
- 「ディズニーランドとディズニーシー、どっちに行きたい?」
2択以外でも、簡単に答えられる質問ならOKです。
アニメやゲームのキャラクターの質問をするのもおススメです。
<我が家の質問例>
- 「〇〇(アニメ)の主人公ってだれだっけ?」
- 「〇〇(ゲーム名)ってもうクリアしたの?」
これでもう、ほとんどの場合は朝ご飯の時間までに自分で起きてきます。
③起床時間になったら、「〇〇くん(ちゃん)、〇時になったよ。一緒に下に行こう。」と声をかける。
①+②の方法の後、時間になっても起きないときは、「〇〇くん(ちゃん)、〇時になったよ。一緒に下に行こう。」と声をかけます。
「起きて」とか、「下(の階)に来てね」ではなく、「一緒に行こう」というのがポイントです。
しつこいようですが、これも、子供のそばで声をかけます。
声の調子は、明るく、楽しく、ややテキパキした感じがいいです。
「よ~し、頑張るぞ~!」と、やる気や元気が出るような声かけがいいと思います。
焦ったり、怒ったりはNGです。
目覚めの気分がその日一日の気分を決める
朝、目覚めたときの気分は、いい気分にしろ不快な気分にしろ、その後もずるずると引きずってしまうものです。
気分良く目覚めれば、大抵はその日1日を気分良く過ごせます。
だから、まずは自分自身がいい気分で起きることが大切です。
たとえ憂鬱になるような予定がある日でも、気分が上がることを考えます。
子供を見て、「かわいいなぁ。幸せだなぁ。」としみじみと感じたり、直近で一番楽しかったことを思い出したり。
自分の気分を良いほうにセットしてから1日を始めます。
そして、子供にも良い気分で目覚めてもらえるように、前章で紹介した方法で声をかけます。
実は寝る前が大事
良い気分で目覚めるためには、寝る前から準備が必要です。
私が、特に大事だと思うのは、以下の2つ。
①十分な睡眠をとるために早めに寝る(夜更かしはしない)。
②今日はいい日だった、明日もきっといい日になる、と寝る前に思う。
①に関しては、言うまでもないですね。
睡眠不足だと、当然、朝起きるのがつらくなりますし、体調もイマイチになるので、気分良く過ごすことができません。
家事も仕事もパフォーマンスが低下して非効率になるので、益々気分が落ち込みます(笑)。
睡眠時間が短くなりがちな私が、身をもって痛感していることです。
②は、今日一日がどんな日だったか、明日がどんな日かという事実は重要ではなく、いいことだけに焦点を当てればいいのです。
A.夕飯のときに、その日あったいいことを3つ、家族に話す。
B.寝る前に、「明日は~が楽しみだね。」とか、「明日はどんないいことがあるんだろうね?」と声をかける。
Aは、1つでもOKです。
子供の寝かしつけをしていたころは、これも寝る前にしていました。
今は、子供が寝る時間帯に多くの時間が取れないので、夕飯のときにしています。
Bの「明日はどんないいことがあるだろうね?」のように質問型にすると、答えは出さなくても、脳が勝手に考え始めます。
脳がいいことを探すので、自然と、いいことに目や心が向くようになります。
AもBも、子供が大きくなれば、子供自身で実践できることです。
でも、私は、子供たちがいつの日か巣立つまで、コミュニケーションの一環として続けていきたいと思っています。
まとめ
【子供が機嫌よく起きるための我が家の対処法・まとめ】
<朝やること>
①自分が起きたら、子供に声をかける(子供のそばで、優しく、穏やかに)。
②起床時間の30分くらい前に、簡単に答えられる質問をする(子供のそばで、明るく、楽しく)。
③起床時間になったら、「〇〇くん(ちゃん)、〇時になったよ。一緒に下に行こう。」と声をかける(子供のそばで、明るく、楽しく、ややテキパキと)。
<夜やること>
①十分な睡眠時間を確保する。
②今日はいい日だった、明日もきっといい日になる、と寝る前に思う。
- 夕飯のときに、その日あったいいことを家族に話す。
- 寝る前に、「明日は~が楽しみだね。」「明日はどんないいことがあるんだろうね?」と声をかける。
朝の忙しい時間帯に、なかなか起きない子供に対して穏やかに接するのは簡単なことではないですよね。
私も、もともとは、せかせか、しゃかしゃかタイプのママでした。
でも、ある時から、せかせか、しゃかしゃかするのをやめました。
「遅刻させちゃいけない」「~しなくちゃいけない」と思うのをやめました。
もちろん、間に合うように支度はするし、実際に遅刻したことはありません。
ただ、「~しなくちゃいけない」という思いから解放されるだけで、心がグーンと楽になります。
心が楽になると、どんなに忙しい朝でも、穏やかに接することができます。
究極ですが、私の妹は、「死ななければいい。」と言っています。
子供が、多少は危険な目に遭っても、多少は人に迷惑をかけても、生きていてくれるならいい、という考えです。
穏やかに接することは、自分のためでもあります。
忙しい朝、行動は急いでも、言葉と心は穏やかに(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
我が家流の『子供が機嫌よく目覚める起こし方』でした。
自分も子供も心地よく起きるために、グッズの力を借りるのもあり↓↓
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