毎年、地域の夏祭りで焼きそばを買いますが、その焼きそばは、冷めても美味しいです。
むしろ、冷めたほうが美味しいんじゃないか?と思います。
自治会の役員さんは毎年変わるのに、毎年同じ味で作れるのは何でだろう?
そして、冷めても美味しいのはなぜだろう?
上手に作るなぁと感心していましたが、同じ味で美味しく作れる理由がやっとわかりました。
イベント用の味付き焼きそば
今年の夏祭りで、焼きそばの列に並んでいたら、見慣れないものが目に入りました。
鉄板の上にてんこ盛りの、茶色の麺のかたまり。
まったくほぐれていなくて、表面がつるんとしています。
焼きそばを売っているテントの脇には、透明パックに入った茶色の麺がたくさん!
あぁ、そういうことだったのか、と悟りました。
最初から味が付いている麺を使っている。
だから、誰が作っても同じ味になるのね。
ちょっと安心しました。
だって、数年後に自治会の役が回ってくるから。
もし焼きそば担当になったら、同じように作れるかなぁって心配で(;´∀`)
どうやら、地元の製麺所から仕入れているみたいです。
炒める前に味付けしてみる
夏祭りの焼きそば、が冷めても(冷めるとさらに)味がしっかりしていて美味しいのは、炒める前の生めんに味を付けているからでしょうか。
試しに、麺にソースを絡めてから炒める、という手順で作ってみようと思います。
調理
粉末ソース付きの焼きそばで試してみました。
①麺をほぐす。
麺が固まっているので、ボウルに水を入れてほぐしています。
が、手でほぐそうとすると、麺が切れてバラバラになっていきます。
しばらく水に浸けてからほぐしたほうがいいかも。
ほぐれたら、水を切ります。
②粉末ソースをほぐした麺にからめます。からめたら、そのまましばらく置いて味を馴染ませます。
ソースをからめたら、麺がさらに細かくなりました(;´∀`)
③麺にソースをなじませている間に、野菜や肉を食べやすい大きさに切ります。
④フライパンを熱し、豚バラ肉→にんじん→キャベツ→麺の順番に投入し、炒めていきます。
肉の色が変わったらにんじん投入、肉にしっかり火が通ったらキャベツと麺を入れます。
そういえば、天かすも入れました。
⑤具材に火が通ったら出来上がり。
実食
麺の味は、温かいうちはいつもの作り方(後から味付けする)のときとあんまり変わらないです。
先にすべての粉末ソースを麺に使ってしまったので、肉や野菜に味が付いていません(;´∀`)
肉や野菜の味付け用に粉末ソースを残しておくか、別のソース(ウスターソースとか)で味付けすれば良かったです。
冷めたものはどうでしょう?
別の器に、少量を取り分けて冷ましておきました。
温かいときよりは味がしっかりしているように感じます。
ただ、いつも通りの作り方でも冷めると味が濃く感じられていたので、「炒める前に味付けをしたら冷めても美味しい焼きそばになる」というわけではなさそう。
少なくとも、市販の、「いつもの作り方」で作るタイプの焼きそばの場合は。
先に味付けすると手間がかかって大変になるだけなので、このタイプの焼きそばは、普通に作りましょう。
結論
ソース後入れタイプの焼きそばは、「炒める前に味付けをしたら冷めても美味しい焼きそばになる」ということはありませんでした。※メーカーによって違うかもしれません。
パッケージに作り方が書かれている場合は、その通りに作るのが美味しいです。
各メーカーさんが、自社製品を一番おいしく食べてもらえる方法を記載しているはずなので。
毎年夏祭りで食べる焼きそばが美味しいのは、誰でも簡単に、美味しく調理できるように&冷めても美味しいように、研究して作られたものだからなんでしょうね。
来年の夏祭りも焼きそばの列に並び、冷まして食べようと思います(笑)!
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